バッグや財布の素材として使われるさまざまな生地。
その特徴や良さを知ることは、よりこだわりをもった装いにつながります。
このページを、より深い魅力を知るきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
レザー

 レザーは動物の皮をなめし、色染めやコーティング、起毛などの加工を施した素材です。
人工皮革や合成皮革などの人造皮革も、広い意味でのレザーに含まれます。

レザー

天然皮革

 牛や馬などの動物から獲った皮を加工し作るのが天然皮革です。
新品時はもちろん、経年変化による風合いの深まりも愉しめる、素敵な素材です。

 天然皮革では、動物の種類や年齢、なめし方、加工の仕方などによって、強度・肌触り・風合いが変わります。
また、同種のレザーであってもブランド・メーカーによって製法や型押しデザインが異なるので、生地の肌目や質感に違いが出ます。

 こうした個性の強さがよく現れるところも、天然皮革製品の魅力のひとつとなっています。

人造皮革

 布地を樹脂でコーティングすることによって、レザーに近い見た目や質感を持たせたのが人造皮革です。
ポリ塩化ビニル(PVC)やポリウレタンを塗布して作るのが一般的です。

 天然の布地にそのまま樹脂を塗った合成皮革と、不織布に樹脂を染み込ませて表面を塗った人工皮革の2種類があります。
しかし、一般には混同され、合皮として扱われています。

 品質が一定で耐水性があり、手入れも容易なことから、比較的安価な商品に使われています。

布地

 綿や麻、ポリエステルなどを織って作られた素材です。
メインの素材としてだけでなく、レザー製品の裏地にも使われています。

  • キャンバス生地
  • デニム生地
キャンバス生地

 麻や綿を織った生地で、古くから帆布や画材として使われてきた素材です。
厚手で丈夫なことから、バッグの表地や裏地に用いられています。

 キャンバス生地の織り目は細かな凹凸がつき、クラフト感のある素朴な風合いとなります。
デイリーユースやカジュアルスタイルに向いた素材です。

デニム生地

 インディゴに染色した綿の縦糸と無染色の横糸で織った生地で、ジーンズなどに用いられています。
白い織り目が射線状に現れる、独特の見た目をしています。

 鮮やかな青と白点の綾目が並ぶ生地は、カジュアルスタイルの象徴として衣類やバッグ、財布を彩ります。
また、他の布地やレザーと合わせることで魅力をいっそう引き立たせる、クリエイティブな素材でもあります。

ナイロン生地

 合成繊維のナイロンを使って織った生地で、衣類などに用いられています。
艶やかな表面のものやデニム地・キャンバス地に近い風合いのものなど、さまざまな種類のナイロン生地が作られています。

 他の繊維よりも軽い素材のため、ナイロン生地のバッグは大きさの割に軽く持ち歩きやすいのが特徴です。
また、撥水性があるので多少濡れてもすぐ乾き、手入れがしやすいといった長所もあります。

ポリエステル生地

 合成繊維のポリエステルを使って織った生地で、ナイロンと同じく衣服などに多く用いられています。
折り曲げてもシワが付きにくく速乾性もあるため、手入れのしやすい素材と言えます。

 バッグや財布の素材としては、リボンなどしなやかさや立体感を強調するデザインに用いられています。
摩擦や日光などに強く、長期間の使用に耐える丈夫さがあるのも長所のひとつです。